少し前に大手の結婚雑誌にこんな感じの記事が出たそうです。（内容は知り合いのカメラマンから聞いたものです）

この話を聞いてビックリしました。
だって、ウソですよ（笑）こんなの。

確かに当日は二人のためにと多くのスタッフが動いています。
ですから、頼まれたら何とかしたいと思うのが人情です。

でも、じゃあ当日になって例えばあのチャペルやバンケットで写真を撮りたいと突然言って撮らせてくれるかというと、可能性は低いです。
何故なら、予定が埋まっていたり、式の進行上無理だったりするからです。

それならむしろ事前に要望を出しておいた方が撮れる可能性は高いです。
事前に伝えておけば「この時間は会場の準備をしているけど、窓際だけでよければ」とか「チャペルが空いている時間があるので、いついつなら10分だけOKです」という風に会場の予定を確認して段取りしてくれるからです。

要望が多い場合は尚更です。
様々なバリエーションで写真を撮るには段取りが命です。
このカットはこのタイミングで撮って、こっちのカットは披露宴入場前にここで・・・とカメラマンは段取りを計算して動きます。

あらかじめそれらが分かっていれば撮れますが、当日いきなりこれを撮りたいと言われても、それを優先したがゆえに撮れなくなるカットが出てくる可能性がありますし、そもそも場所が選べなければ満足のいく仕上がりになる保証もありません。

また、撮ってほしい写真が撮れる機材を持ってきていない場合もあります。
魚眼レンズで撮ってほしいと急に言われても、式場の提携業者だと標準ズームしか用意していないことはよくあります。
この場合も事前に伝えておけば会社として機材を用意してくれるはずです。

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個人的には要望を出してくれる新郎新婦はむしろ嬉しいです。
写真に対してそれだけ前向きに考えてくれていることが分かりますし、要望内容から二人のイメージしている写真の雰囲気も感じ取れるからです。
以前A4で15ページほどの要望書を出していただいたこともあり、それはそれで大変でしたが、おかげで会場のスタッフにも事前にテーブルの位置や新郎新婦の立ち位置などを調整いただくことで、希望されていた写真を撮ることができました。

結婚式の写真はカメラマンだけで撮れるわけではありません。
キャプテンを始めとするスタッフの方々にお願いしなければ撮れないカットは様々あります。

そういった点も踏まえて、希望するお写真があれば事前に相談された方がきっといい結果になると思いますよ^^

∵‥∴‥∴ 写真は未来への贈り物 ∵‥∴‥∴

暑さの和らぐ9月以降は挙式撮影の依頼が大変混みあいますので、お早めにご相談ください。

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